豆本キーホルダーって何?種類や売られている場所は?

世の中

豆本キーホルダーって聞いたことありますか?

まさに豆本と言える小さな本!

この極小の本は、子ども心をくすぐり普通の本に負けない読みごたえがあるんです。

今回はその豆本キーホルダーについて以下のことを調査しました。

  • 豆本キーホルダーって何?
  • 豆本キーホルダーにはどんな種類があるか
  • 豆本キーホルダーはどこで売られているのか
  • 豆本キーホルダーの変更点

豆本キーホルダーって何?

1990年代の平成初期、日本中の小学生の間で静かにブームになった小さな本です。そのサイズとは縦5㎝×横4㎝と本当に小さい‼

筆者である私はまさにこのブームの時期が小学生で、このキーホルダーをランドセルにぶら下げて登校している子たちもいました!

豆本キーホルダーの製作者は「やまと物産」という神奈川県小田原市の土産物会社。

最初に作られたのは「英和辞典」だったようです。

小さいのに実用性に富んでいると子ども達に人気となり、小さなブームが巻き起こっていたのですね。

豆本キーホルダーにはどんな種類があるの?

現在は7種類販売されています。

そのタイトルは…

ことわざなるほど辞典・血液型12星座占い・新小学校漢字辞典・恐竜図鑑・動物図鑑・なぞなぞチェック100・水族館の生き物の7種類。花ことばの豆本も存在するようですが、生産はしていないので会社にある在庫のみなんだとか。

1990年代前半のピーク時は十数種類の豆本キーホルダーが制作されていて、当時の年間出荷数は165万冊!!

当時は他にも沢山の会社が小さな豆本を売り出していたようですが、やまと物産が手掛ける豆本ほど充実した内容のものは他にはなかったそうです。とても小さいのに実用的なところが子ども達にウケて人気があったわけです。しかし、2000年代にはブームは去りあまり街中では見掛けなくなってしまいました。

どこで売られているの?

現在は東名高速の足柄SA(下り)、海老名SA(上り)など、箱根・伊豆エリア(神奈川と静岡の県境周辺)のお土産売り場を中心に販売されています。他にはトイカプセルで手に入れることもできそうです。

豆本キーホルダーの変更点

ずっと細々と作り続けられている豆本キーホルダーですが、内容は昔のままずっと変わらず同じままだそうです。しかし!唯一変わったところが…それは、裏表紙のバーコード

バーコードはもともとはありませんでした。でも時代の流れと共に必要に迫られ2000年頃バーコードを付けるようになったんだとか。裏表紙にもともと描かれているイラストやマークの上にそのまま重なるように付け加えられているバーコード。とても小さい豆本ですからそもそも余白なんてないので、そのまま強引に付けるしかなかったのでしょうね。

1990年代に作られた豆本キーホルダーにはバーコードが付いていないそうなので、そんな豆本キーホルダーに出会えたらとてもレアだと思います。

おわりに

最近はすっかり見掛けなくなってしまった豆本キーホルダー。小さいながらにその内容はとても充実していて、ブームだった当時の子ども達にはかなり人気でした。

時代の移り変わりとともに人気も下火になり、生産者も少なくなる中、それでも細々と生産は続けられています。限られた場所でしか売られていないようですが、観光で高速道路のSAを利用するときなどにお土産コーナーをちらっと覗いてみるのもいいかもしれませんね。

時代はすっかり変わり、ショッピングモールなどではトイカプセルがずらりと並ぶスペースをよく目にします。子どもと一緒にそんな場所にも立ち止まって、探してみるもの面白そうだなと思っています。近いうちに豆本キーホルダーを手に入れてみたい!!みなさんも気が向いたら是非探してみてください!

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